宮城県内高卒者の就職率が全国平均を上回る

 文部科学省によると、宮城県内の高卒者の就職率が全国平均を上回ったことが分かりました。経済状況が好転している証がまた一つ、増えたと言えるでしょう。

なぜ全国平均を上回ったのか?

 2013年度の学校基本調査速報によれば、宮城県内の高卒者の就職率は前年同期比の0.4ポイント増となり、23.3%という数字になりました。これは全国の就職率の平均値を6.3ポイント上回る非常に高い数字です。

 なぜ宮城県で全国平均を上回る就職率が出たのでしょうか? 大きな要因としては復興需要が挙げられます。なぜ二年以上経った今、復興需要が盛り上がったのかと言えば、1998年から急激に悪化したデフレが終息し始め、インフレ傾向にあるからです。

 インフレ傾向になればこれまで必要でも、節約のために我慢していた部分にお金が行き届きます。人材不足を解消するために企業は求人を増やしますし、製造業などであれば設備投資などをするでしょう。現在は宮城県だけでなく全国的に求人が増えていることが分かっていますので、上記のような現象が起き始めていると考えられます。

復興は進み始めた

 宮城県内高卒者の就職率から見えてくるものは、復興が着実に進み始めたという明るい現実です。これまで経済の話は鬱屈としたものが多かったのですが、これからは明るい話も多く聞くことができるようになるでしょう。復興需要を満たし、一日でも早く被災地が前以上に活気付いていく様子を応援したいと思います。